2006年03月31日

北前船コリドール構想

3月30日に山形県酒田市の東北公益文科大学で行われた「庄内−秋田・経済文化活性化フォーラム」に、秋田市の前市長として参加いたしました。これは北前船コリドール会議が主催したもの(東北公益文科大学・秋田公立美術工芸短期大学が共催、国土交通省・山形県・酒田市・鶴岡市・由利本荘市・にかほ市などが後援)で、コリドールとは人と物が行き交う通路・大通り・回廊を意味します。

さて、「北前船」といえば江戸時代の輸送手段と思われがちですが、実は明治20〜30年代まで北海道・東北・北陸・関西・九州を結ぶ重要な物流ネットワークとしての機能を果たしていました。ほんの100年ほど前には日本海側に立派な経済圏が存在し、富国強兵策のための中央集権体制が敷かれるまで、秋田や山形は決して「裏日本」ではなかったのです。

今回のフォーラムは、この日本海側の地域が連携することを目指した「一種の社会運動」(講師・石川好氏=秋田美工短大学長の言葉より)であり、官庁の支援を受けつつもあくまで民間による交流・連携・創造を基本としています。石川好氏や小松隆二氏(東北公益文科大学学長)の講演、佐高信氏(評論家・山形県出身)や町田睿氏(荘内銀行頭取・秋田県出身)らによるディスカッションは非常に興味深い内容であり、その理念には共鳴できる部分がたくさんございました。

今年5月には秋田市土崎で第2回フォーラムが開催される予定といいます。今後はまず、秋田・山形両県民がそれぞれの地域の歴史・文化などを尊重しつつ、経済・行政での連携をいかに構築し、新たな地域づくりに取り組んでいくかが重要な課題となるでしょう。

「庄内−秋田という地域が日本を先導する」という大きな夢の実現に向けて進められている「北前船コリドール構想」には、大いなる可能性が秘められていると私は考えます。当然のことながら、第2回フォーラムには賛同者の一人として積極的に関わっていくつもりです。


posted by 石川錬治郎 at 15:29| Comment(0) | TrackBack(1) | 政治・地域 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月24日

アンケート調査結果報告

昨年12月の県議会定例会で、補正予算案に対する可否が「同数」であるにもかかわらず、辻議長(当時)が賛成「多数」と宣告、可決されるという前代未聞の事件が起きました。これは地元紙などの検証により明らかにされたものです。

議会事務局は「議会会議則では、起立採決は数を数えなくても議長の目で可否を宣言できる」としていますが、県民からは批判の声が噴出し、議長が任期半ばで交代するという事態を招きました。しかし、これで問題に幕を下ろしていいのでしょうか。県民に生じた政治不信がこれで払拭できるのでしょうか。

国民新党秋田県支部は今年1月13日、この問題を重く見て「補正予算の凍結」と「県議会の解散」を寺田知事と県議会に申し入れる一方、緊急県民アンケート調査を実施しました。その集計結果は次の通りです。

国民新党秋田県支部「アンケート調査」集計結果

・期間:2006年2月1日〜2月15日
・方法:県民100人に調査票を手渡しし、回答を郵送で回収。
・回答数:48
・性別: 男〜40 女〜3 不明〜5
・地域: 県央〜19 県南〜10 県北〜17 不明〜2
・年齢: 20代〜1 30代〜0 40代〜2 50代〜25 60代〜8 70代〜11 不明〜1

項目別回答数

1)あなたは、平成17年12月定例県議会での一般会計補正予算案の採決を有効だと思いますか?

・はい〜6
・いいえ〜35
・分からない〜7

2)あなたは、寺田知事がその採決を有効と判断していることに納得しますか?

・はい〜5
・いいえ〜37
・分からない〜6

3)県議会は議長辞職や「小委員会案」を出して問題を終わらせようとしていますが、あなたはこれに納得しますか?

・はい〜3
・いいえ〜36
・分からない〜9

4)あなたは、県議会は解散すべきと思いますか?

・はい〜17
・いいえ〜16
・分からない〜15

5)あなたは、県知事は12月議会の補正予算を凍結して新たな補正予算を提示すべきと思いますか?

・はい〜32
・いいえ〜9
・分からない〜7

以上のように、回答者の多くは議決の正当性を疑問視し、寺田知事は新たな補正予算を示すべきとしています。また、県議会の解散については「イエス」と「ノー」がほぼ同数に達するなど、その責任を厳しく求める意見も少なくありません。

国民新党秋田県支部は県民の皆さんから寄せられた声を大切にし、県政に反映させる運動を今後も粘り強く継続・展開します。緊急アンケート調査へのご協力ありがとうございました。

posted by 石川錬治郎 at 18:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 県支部の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月20日

国民新党の目指すもの

私たちが国民新党秋田県支部を立ち上げた最大の理由は、郵政問題に見られる小泉内閣の態度への反対も含め、国民や地方を軽視する今の政治に対する姿勢を明確に示すことにありました。

衆院に小選挙区制を導入して以降、しきりに宣伝されている2大政党制は未だに実現していません。これは国民が2大政党制を望んでいないことを証明するものです。そもそも、この日本の政治土壌を考えるとき、本当に2大政党制は必要なシステムなのでしょうか。

「国民新党」は国民の望まないこの2大政党制の流れに逆らい、敢えて「第3の道」を探る政治集団です。私たちはその方向こそがこの日本をより民主的な国家にし、より明るい将来につながるものと信じます。そして、国民と地方の声に耳を傾けることにより、実情に即した政治、地方自治を最大限尊重する政治の実現を目指します。

この秋田においても、県あるいは市町村といったレベルで「国民新党」の理念を具体化させるため、私たちは今の政治状況を憂慮する同志とともに、着実な運動を積み重ねていく決意です。



posted by 石川錬治郎 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 県支部の提言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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