進退極まった今の日本の社会・政治・経済状況は、4年前の郵政選挙の結果である。とすれば、あの選挙とはいったい何であったのかをきちんと検証しなければならないはずだ。
小泉元総理は「郵政事業の民営化こそがあらゆる改革の突破口である」と訴え、その実現によって日本の構造改革は完成すると説いた。しかし、それが実際に何をもたらしたかは、多くの国民が身をもって痛感しているところであろう。
我々は、今回の選挙で改めて郵政改革の意味を問い直さなければならないと考える。
例えば「かんぽの宿」問題は、明治の官有物払い下げ事件と同様の性格を持っている。このように、国民の利害とまったく相反する政治を推し進めた自公政権は、即刻打破しなければならない。
国民新党秋田県支部は今回、秋田1区で寺田学氏(民主党)、同3区で京野公子氏(同)を推薦、同2区で川口博氏(無所属)を支持、さらに比例東北ブロックでも民主党を支援することを決めた。そして、彼らの勝利のために持てる力を振り絞り、新しい政治の要を担うために戦う。
それが、この政治決戦に臨む我々の基本的な姿勢である。
posted by 石川錬治郎 at 18:11|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
政治・地域
|
|