さて、表題の通り「第19回・秋田おもしろクラブ定例会」を2月25日午後6時半より秋田市中通の「葡蘭馳」(ぶらんち)にて開催いたします。
今回は、銘酒「太平山」の醸造元である小玉醸造株式会社の代表取締役社長・小玉真一郎さん【写真下】を話題提供者に迎え、「海を越えて羽ばたく秋田の酒」というテーマでお話ししていただく予定です。
小玉醸造株式会社は明治12年(1879)に創業し、まずは醤油・味噌の醸造に着手しました。その後、明治40年に事業形態を会社組織に改組。翌41年には秋田支店を設置するなど、秋田を代表する醤油・味噌醸造元として不動の地位を確立するまでに成長します。さらに、大正2年からは酒造業にも乗り出し、地域で最も親しまれている名峰「太平山」の名を冠したブランド酒を世に送り出しました。
各界の著名人をはじめ多くのファンに恵まれた「太平山」は昭和8年、全国初の冷用酒「玲琅太平山」を発表。翌9年には全国酒類品評会において出品総数約5000点中第1位を獲得するなど、秋田を代表する銘酒として全国にその名が知られるようになります。現在は北米を中心とする海外マーケットの開拓にも取り組んでおり、太平山の名は今や世界的に認知されるようになりました。
定例会では小玉さんのお話の後、同社の酒を試飲するコーナーも設けます。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
会費は1500円(おつまみ付き、飲み物は各自持ち込み)、参加をご希望の方は080-1806-0896石川錬治郎までご連絡ください。