私は秋田県政の現状に焦点を絞り、全国一の少子化率・高齢化率・自殺率という負の3重苦に陥っている秋田を変えなければならないとし、可否同数を誤って賛成多数とするような議会、それを良しとして議論なきままトップダウン方式で突き進む県知事の責任を明確にすべきと主張。また、最近のマスコミ報道などで知られるようになった首長の退職金問題については、経済的な停滞が著しい秋田県の知事が東北でもっとも高額の退職金を手にしていることを取り上げ、県庁における人件費のカットや人員の削減より先にすべきことがあると指摘いたしました。
今回の演説は、昨年9月に行われた選挙以来の街頭活動でありましたが、通行中に立ち止まって耳を傾け、あるいは手を振ってくださる方も数多く、拙宅にわざわざ激励の電話をくださった市民の方もいらっしゃいました。久しぶりの行動にまずまずの手応えを得るとともに、これからも身近な政治の課題を取り上げて、分かりやすくその問題点を訴えていくことの必要性を痛感させられた次第です。