選挙2日目。昨日とは打って変わっての好天に恵まれ、意気揚々と選挙カーを走らせる。本日の遊説ルートも昨日同様、住宅街を避けて集客力のある施設の周辺を回るのがメイン。「選挙カーが近くを通ったら、すぐにも家の外に飛び出すつもりで待ち構えている。我が町内にはいつ来るのか」との問い合わせも頂戴しているが、これまでとは違う考え方で運動を進めようというのが今回の基本方針。何とぞご理解を賜りたい。
もっとも、本日ある商業施設の近くで演説を始めたところ、通りかかった年輩の支持者のかたにこう言われた。「あんたの思い、俺たちはちゃんと分かっている。ここで長々と演説をして時間を浪費する必要はないから、他を回って票を稼いでこい。今回は絶対いけるぞ」。選挙カーの運行スタッフ一同、恐縮するやら苦笑するやら。お言葉に甘え、次の演説予定場所・御所野を目指した。
秋田市の新副都心・御所野は、私にとって縁の深い地区のひとつ。私が秋田市長に就任して間もなく本格的に整備がスタートし、全国に先駆けて誕生した公立の中高一貫校・御所野学院も私の任期中に立案・実現したもの。創立10年ほどで東京大学の合格者を出し、これからが期待される学校である。にもかかわらず、近年は志願者が減少傾向にあると聞いた。その将来性をアピールし、生徒たちのポテンシャルを引き出すためのアイディアが求められている。
さらに、本日は私の推薦人になってくれた谷京子さんが主宰する朗読の会のイベントにも立ち寄り、来場者の皆さんとしばし歓談。多くのかたから「頑張れ」と励まされる。谷さんの会のイベントは朗読に音楽や伝統芸能、写真のスライドショーなどをミックスしたユニークな試みが特徴で、回を重ねる毎にファンが増えている。自らの限界を決めつけず、新しいことに挑戦し続ける谷さんたちの姿勢を見習いたいもの。
話は変わるが、2種類を用意した選挙ポスターへの反響が意外に大きい。共に「投票に行こう」と呼びかける内容で、イラストを使ってそれを表現したつもり。「何かと思って立ち止まってしまった」「顔と名前が強調されたポスターが多い中で目立っている」「石川さんの思いが伝わってきた」などなど、頂戴した感想のすべてが肯定的。選挙を手伝ってくれる知人からは「女性候補3人(のポスター)に囲まれるとはクジ運がいい」とも言われたが、これはおそらく冷やかしだろう。
いずれ、残る選挙期間も辻立ちの演説を中心に投票の呼びかけを行う予定である。明日からは市役所分館に続いて市内計8ヵ所で期日前投票が始まる。どうか投票所入場券を持って足を運んでいただきたい。期日前投票を受け付ける場所は昨日の投稿で紹介済み。投票所の一覧を参考にぜひ投票を。