遊説隊は山王・保戸野地区を回った後、秋田市北部の田園地帯・上新城地区に向かう。私たちの選挙カーに手を振る人を幾人も見つけるなど、同地区有権者の反応は極めて良好。その中に畑仕事中の知人の姿を発見した私は、選挙カーを停めて思わず駆け寄る。昨日の雨のことをすっかり忘れ、革靴が泥だらけになるも、久しぶりの再会を大いに喜ぶ。
花き栽培農家の知人曰く。「花を育てるのは手がかかる。けれども、それは選挙も同じはず。最後の最後まで手を抜かずに頑張るように」。まったくおっしゃる通り、秋田の政治に改革という大きな花を咲かせるため、悔いを残さないよう全力で戦うしかない。気合いを入れ直すと共に、秋田県の基幹産業である「農」の将来のためにもうひと働きしなければならない、との思いを強くする。
さらに市北部で演説中、ある医療施設の理事長から「あなたを職員たちに紹介したい。後で来てくれないだろうか」というありがたい申し出を頂戴し、「明朝さっそくおうかがいします」と約束。農作業が始まった秋田の田園風景の美しさを再確認すると同時に、嬉しい出会いの多い1日であった。