本日は地元・保戸野地区の街頭に立ち、投票の呼びかけを行った後、徒歩で一帯を回る。その後、市南部へ向かい、わざわざ集まってくれた支援者の皆さんに協力をお願い。さらに、選挙カーは市北部から市中央部、市西部と巡回。道すがら多くのかたがたと握手して語り合い、県政に対する要望などを受け取る。
私の街頭活動への反応は上々、前回よりも確かな手応えを感じている。だが、マスコミ関係者や選挙慣れしている事務所スタッフの見方は厳しい。出馬表明は告示の2週間ほど前、正にギリギリのタイミング。告示後はがむしゃらに走り回っているけれども、十分に準備が整わないまま選挙戦を迎え、他候補者を後から追いかける立場であることを改めて肝に銘じる。
時間が足りないことは承知の上。それでも立候補を決意したのは、有権者の皆さんに訴えたい重要なテーマがあるからにほかならない。今回、その思いを「投票に行こう!」という短いメッセージに託しているが、本質は自治の復権。すなわち、「民意を示して自治を県民の手に取り戻そう」ということ。最終局面で出遅れを挽回し、そのために働きたい。
投票率も、ただ上がれば良いというものではない。上意下達で所属する組織の決定に従うのではなく、有権者それぞれが自ら考えてこの街の未来を選ぶことが何よりも重要。信念を持った候補者、問題意識の高い候補者、臆せず戦う候補者を議員にできれば、「いったい議会は何をやっているのか」という不満の声はなくなるはず。私はそう信じている。
投票日は4月12日。どうか、秋田の将来のために良き選択をしていただきたい。