選挙結果については既に報じられている通りである。投票率も、残念なことにまた低下した。ただ、前回の立候補者は19名、今回は16名。それぞれが選挙戦を通じて有権者に浸透を図ったことにより、減少幅を小さくすることができたのかもしれない。
いずれ、私は大幅な出遅れを挽回するには至らなかった。それでも、前回比500票程度の目減りにとどまった。開票を見守っていたスタッフらは「草の根でここまで健闘できたら満足」と運動を総括し、駆けつけてくれた支援者の皆さんも「もう少し時間があれば当選圏に手が届いただろうに」と悔しがった。しかし、結果は結果。厳粛に受け止めたい。
私は今回の選挙を最後の戦いと位置付け、特に投票行動の呼びかけに重点を置いた。そして、議員としての最後の取り組みとして議会改革を掲げて挑んだ。当選は叶わなかったが、その実現のために一市民として取り組めることはまだあるはず。今後も現役の政治活動者として言うべきことを言い、やるべきことをやるしかない。
それが、私の訴えに応えてくださった皆さんへの恩返しだと思う。この秋田の政治土壌を耕し、希望の種を播くために引き続き努力したい。私のこれからの活動について、具体的な提案などを頂戴できれば幸いである。
なお、今月19日には秋田市議会議員選挙が告示される。投票日は同26日。県議議会議員選挙と同様、地域の将来を決める大事な選挙である。どうか、投票で明日の秋田を選択していただきたい。繰り返しになるが、有権者の皆さんの「変えよう」という強い意思は議会を変える原動力となる。
投票を棄権しないよう、重ねてお願い申し上げる。